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<<   作成日時 : 2007/09/29 02:02   >>

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毎度おなじみのアマゾネス軍団村野瀬さまのきょうは全転載です。

はじめ。

 

冷静に考えれば根拠のない恐怖。その一方、楽観論が西川善文氏から宣伝されているけどよく考えると根拠がある恐怖。

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変なタイトルをつけてしまいましたが、まずは気に入ったブログ記事の紹介です。元記事の筆者の意図と一致するかは保証できませんが、私はこう読んだ、ということでご了解ください。

転載許可をいただいておりますので全文転載しますが、この内容とは別の話題についての「追伸」が元記事に付いていますので、訪問してお読みになることをお忘れなく。m(__)m

******転載開始****************************************
AmlethMachina'sHeadoverheels
http://amleth.blog119.fc2.com/blog-entry-33.html

「日本征服を企む悪の組織の首領になったつもりで考えてみた。」

よく特定アジアによる脅威論が語られるが、実際のところどうなんだろう?ショッカーでもギャラクター、ドクーガでもいいが、悪の組織の首領になったつもりで考えてみた。

手続き論としての戦略的現実性はすっとばす。とりあえず、日本を占領することに成功したものと仮定する。

しかし、国土の全てが海に面している、占拠した後に他国から攻撃されないようにするのは至難の技だ。おまけに食料自給率は50%も満たない。エネ ルギー資源もろくすっぽない。そんなところで戦力を維持することは、本土との間によほど強固な補給線がなければ無理だろう。また輸出を止めないようにする ためには高度な外交政策が必要になるに違いない。おまけに言語や文化習慣の異なる一国を管理するなんて、日本に精通したエリート仕官が山ほど必要だ。そも そも、日本の経済が止まるようなことになれば、わざわざ侵略するためのメリットはないだろう。

少なくとも、自分だったらわざわざ武力侵攻して、手持ちのリソースを使い果たして疲弊するくらいなら、現状維持、外交政策による搾取を考えた方がいいと思ってしまう。

占領後、どうするのが一番いいんだろう?

まず、世襲的な政治家は残し建前上の民主国家を構築する。自分たちで国家を運営させれば管理するためのリソースを割く必要はないしい。そうすれば コントロールしやすい政府を維持し易くなるぞ、いいぞ、いいぞ。また特定の与党が長期政権化すれば、保身のために媚びへつらう連中が純粋培養されて政権を 一層コントロールし易くなるよなあ。

それから、一般大衆には支配されている実態を悟られないようにしたいけれど露骨に言論統制すると一撃で反感喰うよなあ。だったら基本的に表に出て しまう情報は隠蔽しない。それ以外のパッケージ情報をマスメディアを通じて垂れ流して情報の飽和状態を作っちゃえばいいんだ。情報が増えれば増えるほど、 人間って自分で取捨選択することを放棄する傾向があるから、思考停止に陥って耳あたりのいい事実ばかり受け入れるようになるよな。よし、よし、ついでに占 星術や占い師みたいなのもメディアで持ち上げて、それっぽいこと言わせるのもいいなあ。おっしゃ、それでいこう。

でもって郵政民営化してさ、その運用先をうちの組織にするよう法改正しちゃうのもいいぞ。そーして日本国民のお金でうちの組織の債券買わせてさ あ、そのお金を軍需産業につぎ込んで中近東で戦争起こしたら大もうけじゃん。でもって日本で格差が固定化したら、日本の喰えない連中に声かけて「国際貢献 戦士になれば一発逆転、君も勝ち組になれる!」って吹き込むのもいいね、いいね。んでもって、うちの組織の兵隊として中近東に行かせるのさ。そうすればう ちのプロパーをわざわざ出さなくても、勝手に戦争に行ってくれるじゃん。最近、うちのプロパーも士気が上がらなくて駄目駄目なんよ。

でもってそのうち日本が経済的に立ち行かなくなっても大丈夫。テロ支援国家に認定すれば、債券返済する必要なんてないし、後腐れもなく始末できる し中国や北朝鮮と仲良くしとけば、そっちの方にも日本脅威論ふきこんで兵器の売り込みできるしね。うっしゃあ、このシナリオ完璧っ!

・・・って、これは米国じゃないっすか!
*******転載終了************************************


日本が軍事力で侵略・侵攻・攻撃されるという漠然とした不安(恐怖というのが言いすぎならば)が一般の人々の間に流布していますが、私、村野瀬も今一度冷静に考えてみましょう。

軍事力で他国を侵略・侵攻・攻撃するには理由がなければなりません。たとえば、太平洋戦争のときに日本がアジア諸国を侵略したのには理由がありま した。領土拡張とか、権益を他国に求めたとかあるわけです。それらの理由は独りよがりのものであって誤りだったと私は思っているわけですけれど。

では、今、日本の周辺諸国が日本を軍事力で侵略・侵攻・攻撃する理由はあるでしょうか。日本から何かの利益を搾り取ろうというのでしょうか。日本 人を奴隷にでもして働かせようとでもいうのでしょうか。世界有数の日本の大企業を占拠してその収益を独占しようとでもいうのでしょうか。現実的に考えれば そんなことは全く不可能でしょう。

あるいは、日本の持つ何か貴重な天然資源をかすめとろうというのでしょうか。ウラン?金?石油?でも、日本にはそのような貴重な天然資源が乏しいことはよく知られています。

日本の周辺諸国が日本を軍事的に占領したとして、その占領状態をどうやって維持するのか、これも問題です。軍事力で日本を制圧しようとしたら、日 本の自衛隊以上の軍事力や兵站を送らなければならないはずですが、そんなことは可能でしょうか?海を渡って?飛行機で?あまりにも明らかに不可能であり、 思考実験にもなりませんね。

すると、日本がこれ以上(軍事的な意味での)「防衛力」に税金を投入することに現実的意味は薄いということになります。っていうか、すでに日本は有数の軍事大国となっているわけですが...。

結局、AmlethMachina'sHeadoverheelsさんの指摘の通り、軍事力で屈服させるのではなくて、もっと上手に、強制ではな く自主的にやっているように日本人に思わせながら、あるいは、それしか日本には選択肢がないと日本に思わせながら、日本から利益を搾り取る方法があるとい うわけです。それを現実に実行しているのがアメリカというわけです。

こう考えると、日本を侵略する(侵略している)のはアジアの隣国などではなく、アメリカであることが理解されます。しかも、その侵略は直接の軍事 力行使によってではなく、心理的に、政治的に、経済的に行われているということができます。日本に軍隊を駐留させていながら、「思いやり予算」なるお金ま でせしめていますから、アメリカに軍事的・心理的・政治的・経済的に侵略されていることに気付いていない日本人が大部分ということなのでしょうか。

こう考えるだけでも、日本がアジアの近隣諸国から侵略されるという「恐怖」には、現実的根拠や理性的理由付けがきわめて乏しいことがわかります。


同じAmlethMachina'sHeadoverheelsさんのブログから、これもおすすめです。

「正気の国家にF22はいらない」
http://amleth.blog119.fc2.com/blog-entry-31.html

防衛戦略論について何が「現実的に有効」なことなのか、冷静な見極めがいつも必要であることを思い出させてくれます。


さて、その一方で、郵政民営化はまさにアメリカの主導によって行われています。これは日本の一人一人を幸せにするものだとか初代社長の西川善文氏 (元・三井住友銀行頭取)は数日前の一面新聞広告で大見得をきっていたわけですが、この郵政民営化によって、日本人にとっての重要な財政的蓄積と簡易保険 と郵便のインフラがばらばらにされて美味しいところをアメリカにもっていかれてしまうという道筋が見えています。これは、理性で考えればその「現実性」が 納得できる具体的な「恐怖」です。

AmlethMachina'sHeadoverheelsさんは、このような話題をブラックでひねりのきいた方法で料理しています。政治100%の内容ではありませんが、今後も注目したいブログです。



追記1
面白い例え話で郵政民営化を批判する小野寺光一さんのメルマガがあります。この秘書課広報室の名簿にもリンクしていただいたようです。ありがとうございます。m(__)m
http://blog.mag2.com/m/log/0000154606/108995144.html

追記2
植草一秀さんからもリンクしていただいたようです。ありがとうございます。m(__)m
http://www.uekusa-tri.co.jp/column/2007/0925.html

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以上転載終わり。

いちいち納得。そうだったのか現代史という感じですね!

ではどうしたら良いんでしょう?? 

 



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